第116夜 ダイアログ・イン・サイレンスに行ってきた

1.もうブリグズビーベア見てくれた人いた

チャプターあらすじ

昨日の配信後、Twitterでシモダフルデイズきっかけでブリグズビー・ベアを観に行きました、という投稿を見かけた話。
配信の中で映画代を奢るという発想に至ったエピソードを紹介。
10年ほど前に精神的にキツい日があり、担当してくれていた放送作家の方から「これを観にいって元気を出してくれ」と言われ、映画代を受け取り「ミラクル7号」を観てめちゃくちゃ元気が出た話。
傷ついてる人にお金出してでもいい映画をみてほしい伝統が受け継がれている。

2.渋谷の朝、おばあさんと

チャプターあらすじ

早めに起きたので、モーニングを食べにいった時のエピソード。
パンビュッフェについての考察など。
ひとつテーブルをあけた席にいたおばあさんとの会話で、第112夜でも触れた渋谷が変わっていく様子に触れながら、かもめ食堂を観たあとにカフェkurageで食事した10年前の渋谷の街並みを振り返る。

3.ダイアローグインサイレンスに行ってきました

チャプターあらすじ

友人の阿部広太郎さん招待され、ダイアローグ・イン・サイレンスに参加した。
ヘッドホンをつけ、周りの音が聴こえない状態になり、聴覚障害者のアテンドの中、10人ほどでゲームをするイベント。
ゲームは絵をみた人が、言葉を使わず物の配置を伝えて、配置を再現するもの。最後に見た絵と同じように再現されているかを確認するもの。

アテンドの方がエンターテイナーとしてプロ。顔や手の表情・表現が豊かで伝わってくる。
音のない状態を体感し、普段はいかに言葉に頼っているかを実感し、奪われた時に伝える大変さと意外に伝わるなという思いが去来した。
言葉がなくても意外となんとかなる、と思ったエピソードとしてメキシコに招待された時の話。

イベント後に参加した人たちと感想を話し合ったときに「やっぱり疲れた」という感想があり、すごく正直だと感じた。
「想像力でなんとかなる」や「言葉じゃなくてもコミュニケーションできるね」といった明るい結論もあるけど、疲れた人もいる。
この状況を聴覚障害者の人は一生背負っていかなきゃいけないことを考えると、安易に結論がまとまらない。

このイベントはとても素晴らしく、参加してる人もいい感じの人でイベント後も30分ほど感想を話して楽しく、思考が深まる時間だった。
感想の中に「言葉が奪われる分見た目で判断しようとする。この服を着た人は悪い人じゃない」というものがあり、当日の服装や見た目の印象が大事と感じたことや、ジャニヲタとして思い出したことなど。

4.頂いたコメントへのおかえし

チャプターあらすじ

・ブリグズビー・ベアが大阪では上映していないというコメントへのおかえし。
上映から時間が経過しているので、終わっているかもしれない。なんらかの方法で触れてほしい。

・朝ドラの子役感想へのコメントについてのおかえし。
子役は顔だけでなく、役柄やキャラ設定を含めての感想。好きな子どもとそうでない子どもについて。

・シモダフルデイズを最近知って遡って聴いている。もっと早く知りたかった。チェブラーシカが好きで家族で流行ったセリフについてのコメントへのおかえし。
まだ間に合う。おすすめ回のブログもある。チャブラーシカのセリフは真似したくなる。

関連リンク

ブリグズビー・ベア (字幕版)
ミラクル7号 (字幕版)
かもめ食堂
ダイアログ・イン・サイレンス
外国人と一瞬で仲良くなる『味ごのみプレイ』
シモダフルデイズ100回記念神回セレクション