第108夜 “感じがいい人”はなぜ社会に必要なのか

1.4位になって森さんからきたLINE

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再生時間数のランキング4位になったことへの感謝と森拓郎さんから届いたLINEについて。
これ以上必死にランキングをあげようとすると内容が本望じゃなくなりそう。小沢健二さんも4位が丁度いいといっていた。
お世話になった森拓郎さんや経沢香保子さんが上にいるランキングを心地よく眺めている。

2.町田に行ったらすること

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前回話し忘れた町田で何をしたか、という話。
町田にいったときのルーティーンを過去の風景とともに語る。町田にいって寄るカフェについて。

3.感じのよいカフェ

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めちゃくちゃ感じが良いカフェについて。「感じが良い」と判断するまでに3回訪問している。
2回目の訪問で店員さんとやりとりしたことから、「自分だったから感じが良いパターンもありえる」と仮説を立てた話。
美人や有名人に対して現れるプラスの効果や、直面した対応エピソードを語り、もし自分に当てはまるとしたら、と考える。

4.まさかのプレート

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2回目の訪問から1年経過した昨日は、前回気づいた店員さんも、その時いたメンバーもいなかったが相変わらず感じがいい。
・退店するときのお店の方の様子
・喫煙の有無を聞いたあとに、席の混雑状況を鑑みて喫煙席の方が落ち着くと提案し、案内してくれたこと
・お手拭きに絵が描いてあったこと
・頼んだマンゴーワッフルプレートにチョコレートで「素敵な夏の思い出を」とメッセージがあったこと

5.岸政彦さんの提唱する『自治の感覚』を見た

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「感じいい」ということに心動かされすぎかもしれないが、大事。
店員さんとのやりとりで思い出したのが 岸政彦さんの「はじめての沖縄」という書籍に書かれている「自治の感覚」。
「自治の感覚」や人に親切にすることがなぜ重要か、ということを書いた一節を引用。

私はよい社会というのは、他人同士がお互いに親切にしあうことができるような社会だと思う。そして、そのためには、私たちは身の回りに張り巡らされた小さな規則の網目を破る必要がある。
私たちは、規則を破らないと他人に親切にできない。だから、無意味な規則というものはできるだけ破ったほうがよい、ということになる。そして、そういう「規則を破ることができる人」が沖縄にはたくさんいる。
こういう感覚を「自治の感覚」と呼びたい。自分たちのことは自分たちで決める、という感覚。自分で決めて、自分のルールで、他人に優しくすることができる人々。

引用元:岸政彦 はじめての沖縄

たくさんの規則がありすぎて、規則に乗っ取ると本当の親切ができなくなる。規則としてはタバコを吸わないと確認したら禁煙席に通すのかもしれない。
規則を破ってでも親切にしようとした「自治の感覚」を持った人なんじゃないかと感じた。その感覚が尊く、それを「よし」とするお店も個人も素晴らしい。

岸さんが書いているようによい社会を考えているから、感じの良い人が好き。

6.頂いたコメントへのおかえし

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第107夜の福島出身の方の話がいい。朝から感動したというコメントへのお返し。

・登戸在住。渋谷に出かけてました。同じ時間で新宿や渋谷に行けるのに小田急線を下りたくなる不思議。というコメントへのお返し。

・更新頻度が上がって嬉しい。森さんが話していたLOVE理論を霜田さんも話していたので少し得したような気がした。森さんと出会いの話を思い出して読みたくなりました。というコメントへのお返し。

関連リンク

はじめての沖縄
霜田の日曜日(泣いた件が書かれていると推測されるブログ)
LOVE理論