第2章

第103夜 この国には「食えない」なんてない

1.チェリー×チェリー🍒

チャプターあらすじ

大学時代の友人から「CHERRY」という会社を起ち上げる人を紹介してもらった話。
チェリーあるあるで意気投合。スピッツにコメントをもらおうとして断られた話を聞き、行動力で負けたことと、2年半越しに「やはり無理だったんだ」ということを知る。
シモダフルデイズを聴いてくださる方にはぜひ「チェリーについて」を読んでほしい。

2.質問箱📦息子が定職につかない

チャプターあらすじ

質問箱に来た相談に答える回。

20歳の息子についての相談。
「高校卒業後に留学し、『起業したいから』と帰国した。
Youtuberや移動販売に手を付けては挫折し、現在東京で飲食店を掛け持ちして働いている。
 月に5万円貯金するように言っているが「東京は家賃が高いのでカツカツ。タダで住める地方にいく」と言っている。
『ビジョンはないのか』と聞いても『ない。あってもまた変わる』と答える。
風来坊の息子をどう思うか。結婚もしたくない、正社員になりたくないと変わらず言っている。
天皇の料理番のように夢中になれるものに慣れればいいと思うが…」

ドラマに近づけてくれるのがシモダーらしいと霜田さん。回答は次のチャプターで。

3.ビジョンは変わると宣言できる素晴らしさ

チャプターあらすじ

丁寧に状況を伝えてくれたことに感謝しつつ、息子さんの行動力や、時代が見えていることを褒める。

一番評価したいのは、20歳の時点でビジョンが変わることに気づいている点と、親に主張できること。
昨日の話でも触れたが、時代の常識が変わっていたり経験を積むと思考材料が増えるので、10年持つビジョンを持つのは無意味と考えている。
何もしないで「ビジョンはない」というのは怠惰だが、トライした上で言うのはあり。

4.食えない、なんてない

チャプターあらすじ

相談者の行動で止めたいことは「毎月5万円貯金するように言った」こと。
5万円貯めるよりも、可能性の種を探すことにお金を使うほうがいい。
THEラブ人間の「おとなになんかならなくていいのに」を引用し、お金はどうにかなるけど、他のことはどうにもならないから、お金以外のなにかを失わないかに敏感になるほうがいい。
大事なものに対して、解像度が下がらないようにすれば尊い時間になる。

霜田さんの大学卒業時の不安な気持ちを分析して、「食えないことが怖い」と考えていることに気づき、
山崎ナオコーラさんの「この世は二人組ではできあがらない」からセリフを引用し、大丈夫とメッセージを送る。
この質問からお母さんの愛情を感じる。根無し草みたいな生き方と表現されているが、お母さんの愛情が根とするならば、根はあると思う。
心配することが根になると思って、愛し続けたらいいのではと結ぶ。

5.頂いたコメントへのおかえし

チャプターあらすじ

・少し話題に遅れる。第100夜のお祝い。ゲスアワーからファンだけどVoicyでの配信に気づかず、予想よりランキングが低くて驚いた。第80夜が好き。村上春樹は運命の人は3人いる、と言っていたのでまだまだこれから。というコメントへのお返し。歩いても歩いてもの阿部寛のモノマネあり。

第102夜の意見に賛成!他ジャンルの人がパートナーだと大変だけど楽しい。というコメントへのお返し。
橋口亮輔監督の「ぐるりのこと」のキャッチコピー「めんどうくさいけど、いとおしい。いろいろあるけど、一緒にいたい」を引用。

第99夜の回答へのお礼。「自分の中に毒を持て」を買いにいく。さよならステラ第80夜が好き。というコメントへのお返し。

関連リンク

チェリーについて