第2章

第54夜 新入社員教育担当からの質問●どう新人と向き合うか?

1.子役に成長して欲しくない朝ドラは名作である

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半分、青い。を毎朝観ている。子役がこのまま成長しないで!と思いながら観ている。
子役がいいドラマの例に大河ドラマの毛利元就や、天地人など。当時、森田剛にあこがれて顔に赤いペンで線をひいていた話など。
佐藤健のモノローグが入るといいドラマに感じるのはQ10から。
第53夜の補足など。

2.一般企業・新人社員教育担当者からの質問

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質問の紹介。立ち位置や背景が添えてある質問は答えやすい。

3.回答①霜田としての正解

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就活セミナーや企業で就活生向けの講演をすることがある自分の対応と、会社員の新人教育担当がとるべきスタンスが違うかも。

霜田さんは、「正解はひとつじゃないよ」と伝わるように接している。

就活セミナーはマスコミ就活生向けにうまくいくテクニックを伝える場だけど、全員に就職しろと言うわけではない。
来た人によっては「就職しなくてもいいんじゃないの」と接することもある。「霜田が正解だ」にもしたくない。
多様性が芽生えたらいいなと考えている。何が正解か迷うくらいが丁度いい。

霜田さんの著書を読んだりセミナーに参加して、就職できた、就活やめた、起業した、もう一度夢を追いかけてみます、と言われたことがあるがすべて嬉しい。
就職活動の同調圧力は恐怖感があるので、直接接した方には「それだけが正解じゃないよ」と伝えたい。

以前は個別指導をしていた。1時間ほど就活生の話をきいて自己PRを作っていた。
「いいところがない就活生がいたらどうするんですか?」とよく質問されていたが、いいところがない就活生はいない。
就活生になるまで20〜21年生きてきただけで偉いと本気で思っている。時間対峙すればちゃんといいところを見つけられる自信がある。

4.回答②会社員としての正解

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翻って、会社の新入社員教育担当の立場の場合、ひっくり返る。

自分が正解、カリスマ化することが集団として機能しやすいので、会社から求められるのではないか。
でも、教育を受けた側が「本当にすごいのかな?」と考える余地を残しておいたほうが新人たちに感謝されるようになるのかなと思う。
洗脳が溶ける余地を残すのはいいカリスマ。